大阪天満で四代続く鮮魚店
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お魚屋さんかぎやの感謝祭
2025年10月31日
イベント告知
お魚屋さんかぎやの感謝祭

【開催期間:2025/11/20~2025/11/22】

第8回 鰹の藁焼き 実演販売
2025年10月2日
イベント終了
第8回 鰹の藁焼き 実演販売

【開催日:2025/10/18】

リニューアルオープン2周年のお知らせ
2025年9月11日
お知らせ
リニューアルオープン2周年のお知らせ
8/24(日) 子ども未来EXPOに出展|お魚かるたお披露目
2025年8月20日
イベント終了
8/24(日) 子ども未来EXPOに出展|お魚かるたお披露目

【開催日:2025/08/24】

敬老の日の贈り物は、かぎやオンラインストアで!ご予約受付中
2025年8月17日
お知らせ
敬老の日の贈り物は、かぎやオンラインストアで!ご予約受付中
2025年夏季休暇のお知らせ
2025年7月2日
休業のお知らせ
2025年夏季休暇のお知らせ

【休業期間:2025/08/15(金)~2025/08/17(日)】

【夏ギフト・お中元】は、かぎやオンラインストアで
2025年6月16日
お知らせ
【夏ギフト・お中元】は、かぎやオンラインストアで
父の日企画~全ての世代に美味しいくじら料理を!~
2025年5月31日
イベント終了
父の日企画~全ての世代に美味しいくじら料理を!~

【開催期間:2025/06/13~2025/06/15】

お魚こどもチャレンジ第9弾
2025年5月1日
イベント終了
お魚こどもチャレンジ第9弾

【開催期間:2025/05/10~2025/05/31】

クレジットカード決済対応のお知らせ
2025年4月14日
お知らせ
クレジットカード決済対応のお知らせ
母の日ギフトはかぎやオンラインストアで
2025年4月8日
お知らせ
母の日ギフトはかぎやオンラインストアで
春ギフトはかぎやオンラインストアで
2025年2月27日
お知らせ
春ギフトはかぎやオンラインストアで
冬ギフトはかぎやオンラインストアで
2025年1月25日
お知らせ
冬ギフトはかぎやオンラインストアで
年始のご挨拶
2025年1月18日
お知らせ
年始のご挨拶
年末年始営業のお知らせ
2024年12月25日
休業のお知らせ
年末年始営業のお知らせ

【休業期間:2024/12/31(火)~2025/01/05(日)】

『サンタのオジサンがやってくる』 〜心がほっこりをプレゼント〜
2024年12月23日
イベント終了
『サンタのオジサンがやってくる』 〜心がほっこりをプレゼント〜

【開催日:2024/12/24】

テレビ大阪『大阪おっさんぽ』
2024年12月21日
お知らせ
テレビ大阪『大阪おっさんぽ』
六福ふぐ予約受付中
2024年12月16日
セール終了
六福ふぐ予約受付中

【開催期間:2024/12/16~2024/12/22】

なにわ黒牛 しゃぶしゃぶ・すき焼き用 予約受付中
2024年12月16日
セール終了
なにわ黒牛 しゃぶしゃぶ・すき焼き用 予約受付中

【開催期間:2024/12/16~2024/12/22】

ブリしゃぶ用切り身予約受付中
2024年12月16日
セール終了
ブリしゃぶ用切り身予約受付中

【開催期間:2024/12/16~2024/12/22】

天草大王水炊きセット予約受付中
2024年12月16日
セール終了
天草大王水炊きセット予約受付中

【開催期間:2024/12/16~2024/12/22】

白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中
2024年12月16日
セール終了
白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中

【開催期間:2024/12/16~2024/12/22】

年末年始営業日のお知らせ
2024年12月2日
休業のお知らせ
年末年始営業日のお知らせ

【休業期間:2025/01/01(水)~2025/01/04(土)】

お歳暮・お年賀はかぎやオンラインストアで
2024年11月18日
お知らせ
お歳暮・お年賀はかぎやオンラインストアで
臨時休業のお知らせ(2024年11月24日)
2024年11月17日
休業のお知らせ
臨時休業のお知らせ(2024年11月24日)

【休業日:2024/11/24(日)】

お魚屋さんかぎやの感謝祭
2024年11月11日
イベント終了
お魚屋さんかぎやの感謝祭

【開催期間:2024/11/15~2024/11/17】

親子お魚さばき教室
2024年10月29日
イベント終了
親子お魚さばき教室

【開催日:2024/11/17】

第7回 鰹の藁焼き 実演販売
2024年10月10日
イベント終了
第7回 鰹の藁焼き 実演販売

【開催日:2024/10/26】

リニューアルオープン1周年記念!ガラポン大抽選会!!
2024年8月26日
イベント終了
リニューアルオープン1周年記念!ガラポン大抽選会!!

【開催日:2024/09/28】

2024年夏季休暇のお知らせ
2024年7月26日
休業のお知らせ
2024年夏季休暇のお知らせ

【休業期間:2024/08/14(水)~2024/08/16(金)】

お魚こどもチャレンジ第8弾
2024年7月26日
イベント終了
お魚こどもチャレンジ第8弾

【開催期間:2024/07/20~2024/08/18】

【夏ギフト・お中元】は是非かぎやで!
2024年7月16日
お知らせ
【夏ギフト・お中元】は是非かぎやで!
親子お魚さばき教室
2024年6月27日
イベント終了
親子お魚さばき教室

【開催日:2024/06/30】

父の日企画~全ての世代に美味しいくじら料理を!~
2024年5月31日
イベント終了
父の日企画~全ての世代に美味しいくじら料理を!~

【開催期間:2024/06/14~2024/06/16】

お魚こどもチャレンジ第7弾
2024年4月26日
イベント終了
お魚こどもチャレンジ第7弾

【開催期間:2024/05/11~2024/05/31】

お魚屋さんかぎやの創業祭
2024年3月28日
イベント終了
お魚屋さんかぎやの創業祭

【開催期間:2024/04/19~2024/04/21】

雛祭りイベント《パッと華やぐ海鮮ちらし寿司》
2024年2月24日
イベント終了
雛祭りイベント《パッと華やぐ海鮮ちらし寿司》

【開催日:2024/03/02】

かぎやの恵方巻〜東北東を向いて一口で〜
2024年1月19日
イベント終了
かぎやの恵方巻〜東北東を向いて一口で〜

【開催日:2024/02/03】

新春ガラポン大抽選会
2023年12月28日
イベント終了
新春ガラポン大抽選会

【開催日:2024/01/06】

天草大王水炊きセット予約受付中
2023年12月15日
セール終了
天草大王水炊きセット予約受付中

【開催期間:2023/12/15~2023/12/25】

ブリしゃぶ用切り身予約受付中
2023年12月15日
セール終了
ブリしゃぶ用切り身予約受付中

【開催期間:2023/12/15~2023/12/25】

白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中
2023年12月15日
セール終了
白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中

【開催期間:2023/12/15~2023/12/25】

大阪市プレミアム付商品券2023使えます!2次申込受付中
2023年12月15日
お知らせ
大阪市プレミアム付商品券2023使えます!2次申込受付中
『サンタのオジサンがやってくる』〜心がほっこりをプレゼント〜
2023年11月30日
イベント終了
『サンタのオジサンがやってくる』〜心がほっこりをプレゼント〜

【開催日:2023/12/23】

ぷらら天満.天満市場《感謝祭》
2023年11月7日
イベント終了
ぷらら天満.天満市場《感謝祭》

【開催期間:2023/11/17~2023/11/18】

PayPayスタンプカード発行中!
2023年10月26日
お知らせ
PayPayスタンプカード発行中!
第6回  鰹の藁焼き試食販売
2023年10月13日
イベント終了
第6回  鰹の藁焼き試食販売

【開催日:2023/10/28】

大阪市プレミアム付商品券2023使えます!
2023年10月10日
お知らせ
大阪市プレミアム付商品券2023使えます!
リニューアルオープン
2023年9月29日
お知らせ
リニューアルオープン
店舗改装に伴う一時休業のお知らせ
2023年9月1日
休業のお知らせ
店舗改装に伴う一時休業のお知らせ

【休業期間:2023/09/17(日)~2023/09/29(金)】

読売テレビ【かんさい情報ネットten.】放送されました!
2023年8月28日
お知らせ
読売テレビ【かんさい情報ネットten.】放送されました!
週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆8月26日号
2023年8月24日
お知らせ
週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆8月26日号
かんさい情報ネットtenでかぎやが紹介されます【2023年8月25日】
2023年8月15日
お知らせ
かんさい情報ネットtenでかぎやが紹介されます【2023年8月25日】
お魚こどもチャレンジ第6弾 夏休みお魚自由研究
2023年8月8日
イベント終了
お魚こどもチャレンジ第6弾 夏休みお魚自由研究

【開催期間:2023/08/12~2023/08/31】

2023年夏季休暇のお知らせ
2023年8月1日
休業のお知らせ
2023年夏季休暇のお知らせ

【休業期間:2023/08/13(日)~2023/08/16(水)】

週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆7月22日号
2023年7月20日
お知らせ
週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆7月22日号
国産蒲焼きうなぎが当たる!ガラポン抽選会
2023年7月10日
イベント終了
国産蒲焼きうなぎが当たる!ガラポン抽選会

【開催日:2023/07/29】

父の日企画 ~全ての世代に美味しいくじら料理を!~
2023年6月8日
イベント終了
父の日企画 ~全ての世代に美味しいくじら料理を!~

【開催期間:2023/06/16~2023/06/18】

週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆5月27日号
2023年5月25日
お知らせ
週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆5月27日号
PayPay決済で50%還元クーポン配布中
2023年5月17日
キャンペーン終了
PayPay決済で50%還元クーポン配布中

【開催期間:2023/05/02~2023/07/15】

お魚こどもチャレンジ第5弾
2023年4月27日
イベント終了
お魚こどもチャレンジ第5弾

【開催期間:2023/05/06~2023/05/27】

週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆4月22日号
2023年4月13日
お知らせ
週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆4月22日号
ぷらら天満.天満市場《創業祭》
2023年3月27日
イベント終了
ぷらら天満.天満市場《創業祭》

【開催期間:2023/04/21~2023/04/23】

週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆
2023年3月23日
お知らせ
週刊大阪日日新聞☆コラボ企画☆
かぎやのひなまつり〜蛤で願う夫婦円満〜
2023年2月23日
イベント終了
かぎやのひなまつり〜蛤で願う夫婦円満〜

【開催期間:2023/02/27~2023/03/03】

プレミアム付商品券2月28日まで
2023年2月23日
お知らせ
プレミアム付商品券2月28日まで
週刊大阪日日新聞‪☆コラボ企画‪☆2月25日号
2023年2月23日
お知らせ
週刊大阪日日新聞‪☆コラボ企画‪☆2月25日号
インターネットラジオ「ホンマルラジオ」に出演させていただきました!
2023年2月1日
お知らせ
インターネットラジオ「ホンマルラジオ」に出演させていただきました!
PayPay決済で10%還元クーポン配布中
2023年1月31日
キャンペーン終了
PayPay決済で10%還元クーポン配布中

【開催期間:2023/01/31~2023/03/31】

かぎやの節分 〜心の鬼退治〜
2023年1月26日
イベント終了
かぎやの節分 〜心の鬼退治〜

【開催日:2023/02/03】

週刊大阪日日新聞に掲載されました!
2023年1月14日
お知らせ
週刊大阪日日新聞に掲載されました!
新年のご挨拶
2023年1月1日
お知らせ
新年のご挨拶
超お買い得を詰め合わせ!『産直福袋2023』
2022年12月31日
イベント終了
超お買い得を詰め合わせ!『産直福袋2023』

【開催期間:2023/01/05~2023/01/20】

年末年始営業日のお知らせ
2022年12月24日
お知らせ
年末年始営業日のお知らせ
白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中
2022年12月17日
セール終了
白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中

【開催期間:2022/12/17~2022/12/24】

楽天pay決済2022年12月31日まで
2022年12月14日
お知らせ
楽天pay決済2022年12月31日まで
六福ふぐ予約受付中
2022年12月13日
セール終了
六福ふぐ予約受付中

【開催期間:2022/12/13~2022/12/19】

サンタのオジサンからクリスマスプレゼント
2022年12月10日
イベント終了
サンタのオジサンからクリスマスプレゼント

【開催日:2022/12/24】

営業時間変更のお知らせ
2022年12月10日
お知らせ
営業時間変更のお知らせ
PayPay決済で10%還元クーポン配布中
2022年12月10日
キャンペーン終了
PayPay決済で10%還元クーポン配布中

【開催期間:2022/12/11~2022/12/24】

ウェブサイトリニューアルのお知らせ
2022年12月10日
お知らせ
ウェブサイトリニューアルのお知らせ
第5回鰹の藁焼き試食販売(※開催日変更になりました)
2022年10月13日
イベント終了
第5回鰹の藁焼き試食販売(※開催日変更になりました)

【開催日:2022/11/05】

日本古来の食文化に新たな風が吹く
2022年10月13日
お知らせ
日本古来の食文化に新たな風が吹く
営業時間変更のお知らせ
2022年9月26日
お知らせ
営業時間変更のお知らせ
かぎやの縁日で楽しいご縁を
2022年9月17日
イベント終了
かぎやの縁日で楽しいご縁を

【開催日:2022/09/25】

大阪市プレミアム付商品券2022使えます!
2022年9月5日
キャンペーン終了
大阪市プレミアム付商品券2022使えます!

【開催期間:2022/11/01~2023/02/28】

水産経済新聞で紹介されました!
2022年8月29日
お知らせ
水産経済新聞で紹介されました!
かぎやスタッフのSNSをご紹介!
2022年8月28日
お知らせ
かぎやスタッフのSNSをご紹介!
〜夏休み特別企画〜 『みんな大好きカブトムシをプレゼント』
2022年8月2日
イベント終了
〜夏休み特別企画〜 『みんな大好きカブトムシをプレゼント』

【開催日:2022/08/13】

営業時間変更のお知らせ
2022年7月11日
お知らせ
営業時間変更のお知らせ
【天神祭をハモと共に祝おう】〜祝(いお)うて三度パンパンパン〜
2022年7月6日
イベント終了
【天神祭をハモと共に祝おう】〜祝(いお)うて三度パンパンパン〜

【開催日:2022/07/23】

父の日企画~全ての世代に美味しいくじら料理を!~
2022年5月24日
イベント終了
父の日企画~全ての世代に美味しいくじら料理を!~

【開催期間:2022/06/17~2022/06/19】

お魚こどもチャレンジ第4弾
2022年4月28日
イベント終了
お魚こどもチャレンジ第4弾

【開催期間:2022/05/01~2022/05/22】

ぷらら天満.天満市場《創業祭》
2022年3月30日
イベント終了
ぷらら天満.天満市場《創業祭》

【開催期間:2022/04/15~2022/04/17】

PayPay決済で10%還元クーポン配布中‼️
2022年2月28日
キャンペーン終了
PayPay決済で10%還元クーポン配布中‼️

【開催期間:2022/03/01~2022/03/31】

ひな祭りまでの期間「オリジナル塗り絵」を無料プレゼント
2022年2月18日
イベント終了
ひな祭りまでの期間「オリジナル塗り絵」を無料プレゼント

【開催期間:2022/02/19~2022/03/03】

節分に当店をご利用の方に鬼のお面と福豆を無料プレゼント
2022年2月2日
イベント終了
節分に当店をご利用の方に鬼のお面と福豆を無料プレゼント

【開催日:2022/02/03】

白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中
2021年11月28日
セール終了
白寿真鯛しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中

【開催日:】

鰤しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中
2021年11月28日
セール終了
鰤しゃぶしゃぶ用切り身予約受付中

【開催日:】

干物お歳暮セット早期予約受付中(paypayキャンペーン併用)
2021年11月21日
キャンペーン終了
干物お歳暮セット早期予約受付中(paypayキャンペーン併用)

【開催期間:2021/11/21~2021/11/28】

私たちについて

― about ―

全国各地から集められた旬のお魚達を「お魚屋さんかぎや」という舞台でお客様に最高のエンターテインメントを味わって頂く。
それが私たち『お魚屋さんかぎや』が思う、【本来のお魚屋さん】の形です。

選ばれる理由

― reasons ―

大阪天満で四代続く鮮魚店。
選ばれている理由をご紹介します。

商品紹介

― item ―

かぎやが自信をもっておすすめする商品をご紹介。

スタッフ紹介

― about staff ―

「かぎや」をつくるスタッフをご紹介します。

代表の挨拶

― about greeting ―

スタッフ募集

― about recruit ―

かぎやでは一緒に働いてくれる仲間を募集してます!
週に1回配信中!

魚屋社長のブログ

大阪天満の鮮魚店「かぎや」の四代目 鍵谷 能成によるブログです。 ’魚’に関する業界事情から日常のことまで配信します。
時折、フィッシュアドバイザー大畠のお料理ブログも配信します。

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経営方針配るだけでは届かない!”お願い”じゃなくて”物語”なのかもしれない

NEW   2025年11月2日

配るだけでは届かない!”お願い”じゃなくて”物語”なのかもしれない

おはようございます
弟の結婚式を前に、泣きに行く準備はしっかりできている魚屋のかぎやです。
さて、本日は
「配るだけでは届かない!“お願い”じゃなくて“物語”なのかもしれない」という話を書こうと思います。
その前に、今月のイベント
11月20日(木)〜22日(土)の3日間開催
『天満市場 大感謝祭』の紹介を少し。
   
開催期間中、各店が日頃の感謝を込めて特売商品を用意します。僕たちお魚屋さんかぎやは『人気干物20%OFF』で喜んで頂けたらと思っています。
店内真ん中にある冷凍平台冷蔵庫の中に入っている商品全品をレジにて20%OFFにする激安特売となっております!
干物の種類は当日店舗にて発表になります。
ただし、「割引対象は10点まで」「その内500円以上の商品は3点以内」とさせてください!
沢山の方にかぎやのおすすめする美味しい干物を食べてもらえたら嬉しいです。
大人気『紀州備長炭干物』や『天草大王(鶏肉)』も割引対象ですよー
ーーーーーーーーーー
口コミ、評価で検索される時代。
Googleレビューの大切さは誰もがわかっているし、自分自身もそれを見て”何かしらを天秤にかけて”選んでいます。
今回はwebチームの会議で議題に上がった「Googleレビューを“チームの目標”にする」を、どうすればかぎやメンバーたちに「それが本当に必要なこと」と思ってもらえるかを話し合いました。
僕が感じたGoogleレビューの大切さの一つに、ベトナムで出会った、小さな家族経営のコーヒー屋さんの体験がありました。
ホイアンという川沿いの町で、「美味しいベトナムコーヒーが飲みたいな」と思い、いつものようにチャッピー(ChatGPT)におすすめを聞きました。
出てきたお店の中で、口コミ評価の高かった小さなカフェを選び行くと、お母さんと小学生くらいの息子さんが笑顔で迎えてくれる家族経営のお店。川沿いに小さなテーブルとイスを並べただけの、素朴で優しい空間でした。
風に揺れるココナッツボートを眺めながら、
甘くて濃厚なベトナムコーヒーを飲む時間は最高でしたねー
そして帰り際、お会計のときにお母さんが笑顔で「Please Google Review」と言ってきたことに驚きました!
こんな家族経営のローカルなお店でも、きちんと”口コミの力を理解している”。目の前のお客様に満足してもらって終わりではなく「次のお客様につなげる仕掛け」をちゃんとやっている。その姿に心動かされましたね。
実は、かぎやでも以前にGoogleレビューお願いカードを作り、イベントのたびにレジでお客様へお配りしていたことがあります。
ただ、結果としてはレビューの数は思うように増えませんでした。
今になって思うのは、“レビューをお願いする方法”よりも、“レビューをお願いする意味”が足りていなかったということ。
「なぜレビューを増やしたいのか」
「その先にどんな未来をつくりたいのか」
ストーリーがないまま配っても、お客様の心には届かない。“配るだけ”では広がらないのは、気持ちの熱量が伝わらなかったからかもしれません。
僕たち”お魚屋さんかぎや”が「自信を持って仕入れ、丁寧に仕立てたお魚達をもっとたくさんの人に届けたい」という純粋な想いや、会社として売上や利益も大切だけど、それ以上に「お魚をもっと近くに!楽しく美味しい日本の魚文化を育てたい」という思いを明確にし、協力応援してくれるお客様のレビューを集めていくことが大切なのかなと思ています。
口コミって、今やどの商売にも欠かせない“紹介の形”になっています。それはただ評価を集めるためのものではなく、目の前のお客様の先にいる、まだ見ぬお客様へのアプローチ。ベトナムで感じたのは「ローカルでも、生き残る店は“声”をしっかり残している」ということです。
お客様の声が“新しい出会い”を生み出してく装置がレビューなんでしょうねー
ただ「Googleレビューをお願いする」という行動は、意外とハードルが高い…「書いてもらえないかも…」と思うと、つい遠慮してしまいます。
でも大事なのは、“なぜお願いするのか”のストーリー。ぼくたちは数字を集めたいだけではなく、“魚屋の良さをもっと伝えたい”という想いを共有しているチームにならないとですね。
みんなで目標を立てて、意味を共有して、お客様にも「応援したい」と思ってもらえるように。とりあえずは『関西で一番人気で一番想いの伝わる魚屋』を目指して!

 

イベントについて過去いちの運営・満足度!”第8回鰹の藁焼き実演販売”は、こうして成功した!

NEW   2025年10月27日

過去いちの運営・満足度!”第8回鰹の藁焼き実演販売”は、こうして成功した!

おはようございます
日曜日の朝は早起きして本を読んだり、文章を書いたりする。最近はこのルーティンでやっている魚屋のかぎやです。
(家族が起きてくるまでがリミット)
さて、本日は
「過去いちの運営・満足度!”第8回 鰹の藁焼き実演販売”は、こうして成功した!」という話を書こうと思います。
その前に、
最近あったとても嬉しかった話を少しさせてください。
先日、かんさい情報ネットten.の企画で「オオモンハタを捌きたい」という男の子がかぎやに来て、メンバーの内間くんとカメラの前で、二人羽織状態で刺身にするまで頑張ってくれました。
その後、その子がめちゃくちゃ嬉しい色紙を持って来てくれたんです!
「未来のさかなや」て最高ですやん!
「魚屋になりたい」と思ってくれている子どもがいてくれていることに感激!彼らが将来楽しく働ける場所を、ぼくたちは作っていかないといけないなと思いましたね。魚に興味を持ってくれている子どもたちがもっと増えるように!魚屋にできること一所懸命やっていきます。
ーーーーーーーーー
今年も“藁の香り”で天満中を満たした日。
【第8回「カツオの藁焼き」実演販売】が無事に終了しました。
ありがとうございました!
年に一度の看板イベント、結論から言うと
『過去いちの運営、過去いちの満足度』
チーム全員でつくった“完璧に近い一日”でした。
藁焼き当日までの仕掛けとして、昨年から導入したファストパスチケット(並ばずに買える事前チケット)を今年も実施。
引き換え時間を分けた3枠に各15本、計45本が当日前に完売。
これで「何時に来れば確実に買える」が明快になり、当日の行列負荷を大幅に軽減できました。
さらに、藁焼きを実演している正面玄関前に整列レーンと誘導スタッフを配置し、地下の店舗へは3〜5名ずつ流し込み“入場制限する”ことで、店内の混雑を常に最適化できました。
結果、通常の土曜営業のお客様の買い回りを守りつつ、藁焼きのお客様にもストレスなく楽しんでいただけたと思います。
「過去の失敗が大きく成長させてくれました。」
2年前、第6回のときは早い時間から大行列ができ、周辺店舗にもご迷惑をおかけしました。その反省から、「行列の設計」×「事前販売」×「当日の誘導」をセットで磨き上げ、今年は見事にハマりましたね!素晴らしい。
そして何より、
8回積み上げた「経験値」がチームの自信になっていると感じました。
水場では「どの時間までにカツオを何本捌くか」をタイムテーブル化し、各場所に誰を配置するかを事前にシミュレーションすることで、イベントだけではなく当日に前売りするお魚もしっかり確保できていました。
売場では、対面販売の温度を落とさず、いつものお客様との会話もきっちりできていました。正面玄関での焼き場・行列整列・受け渡しの動線が無駄なく連動していて、いつもの土曜日+藁焼きイベントの売上と来客数を上げることができました。
今年も最高に美味しい”鰹の藁焼き”を焼いてくれた大阪中央市場「利州株式会社」のメンバー3名には本当に感謝しています。ありがとうございました。
夜中からの本業を終えたのち、約3時間立ちっぱなしで焼き切ってくれました。
「香り」「色」「火の通し」どれも一級品。当日の淀川花火とセットで楽しんだ方、最高の夜でしたよね。
(雨は凄かったけど…)
その仲卸が週明けの仕入れ先で、とても嬉しいことを言ってくれました。
「チームワークが素晴らしい!誰ひとり違う方向を向いてない。全員が“成功”に一直線。 かぎやメンバー全員が輝いてた」と
改めて、
『過去いちの運営、過去いちの満足度』と言えると思うのですが、反省点も一つ。
それは”お客様への日程の周知不足”です。
例年このイベントは10月最終土曜でしたが、今年は1週前倒し。理由は、天満周辺の小学校の運動会と丸かぶりだったためです。
(わかっているだけで3校が被ってた…)
このイベントは「子ども達の藁焼き体験」もセットで考えていて。できるだけ多くの家族に来てほしいし、カツオの藁焼きにチャレンジしてもらいたい。その思いで日程を調整しました。
SNSや店頭での告知は行いましたが、「当日だと知らず買い逃した」という友達や常連様が数名いました。これは”痛い取りこぼし”。次は「確実に届く告知」をしっかり設計していかないといけません。
⚫︎事前登録制のリマインド配信
⚫︎常連様向けDMや店頭チラシの段階配布
⚫︎ファストパスの早期告知カレンダー
など、“確実に届く告知”の仕組みを考えてみます。
かぎやのイベントは「最高のエンターテイメント」であり「日常の延長」にあってほしいと思っています。
藁焼きは非日常の体験。でも目的は”日常の食卓をお魚で豊かにすること”です。
「かぎやの鰹の藁焼きを食べてから、お魚が好きになりました!」的なね。
だからこそ、イベントの熱量は継続しつつ、通常営業のクオリティをもっともっと磨いていきますよ!子供たちに憧れてもらえるような”カッコいい魚屋さん”になれるように。
最後に、
来年の第9回は、何もなければR8.10/24(土曜日)だと思います。スケジュールに「かぎや藁焼き」と書き込みをよろしくお願いします!
大畠のお料理イカ墨とスルメイカのスパゲッティ

NEW   2025年10月26日

イカ墨とスルメイカのスパゲッティ

経営方針稲盛イズムから学んだ”心を磨く商売

NEW   2025年10月19日

稲盛イズムから学んだ”心を磨く商売

おはようございます
嫁が作る家飯が美味しくて、毎晩ワインや日本酒を飲み過ぎてしまう魚屋のかぎやです。
(食後のピスタチオとマルサラワインも最高)
さて、本日は
「稲盛イズムから学んだ“心を磨く商売”」という話を書こうと思います。
(今回もちょいと長めです)
その前に、
今年の「鰹の藁焼き実演販売」も無事に大成功に終わりました。
協力していただい仲卸さんたち。
夜中からお仕事されているにもかかわらず、そのままかぎやに来てドラム缶の前で、大きな声で楽しくお客様を盛り上げながらカツオを藁焼きしてくださいました。
本当に感謝での気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
今回で8回目となる人気イベント。
毎年何かしらの改善を繰り返し、メンバーみんなで磨き上げた甲斐もあって『今回は今までで一番完璧!』だったのではないでしょうか!!
メンバーのみんなもご苦労様でした。
美味しい鰹の藁焼きと花火は最高でしたね!
来年もまた開催できるように。
頑張ってお魚屋さんを続けていきます。
ーーーーーーーーー
「自分の中にもう一人のリーダーを持つ」
先日、京セラ創業者・稲盛和夫さんの側近として約30年間勤められた”大田嘉仁さんの講演会”に参加してきました。
「平成の経営の神様」と呼ばれる稲盛さんの教えを、間近で学ばれていた方の話を聞けるというのは、とても貴重な機会。
200人キャパの会場はほぼ満席!
若者から年配の方まで幅広い世代が学びに来ていました。
(多分金髪は僕だけやったな…)
早速、講演会の内容ですが、
大田さんがおっしゃっていた「稲盛さんが大切にしていたこと」は『経営の根本は“人間を磨くこと”にある』ということでした。
良い心を持てば良い結果が出る。
人のために尽くすことで、自分も幸せになれる。
感謝の気持ちを忘れず、謙虚に日々を生きることが、やがて大きな器を育てていく。
そして、どんな逆境にあっても捉え方一つで未来は変わる。
「仕事を通じて人間をつくる」
そんな稲盛哲学を学ばせてもらいました。
そんな学びの最中、自分の中にひしひしと感じていたことがありまして。それは「この考え方の多くは、すでに自分の中にある」ということでした。
話を聞きながら思い出したのは”親の教え”で、子どもの頃から聞き慣れたフレーズばかり。
うちの家庭は父方・母方それぞれ宗教の教えを持っていて、特に母方は教会をやってるほどの規模感でして、子どもの頃から「感謝」「誠実」「他人を思いやること」は当たり前のことを、「物事の捉え方」を”神様の教え”として自然に与えられてきました。
(若い頃はフワッと聞いてただけやったけどね)
大田さんの話を聞きながら、
「これは親が受け継いでくれた心やなー」と、すでに自分自身の軸となるところに”教え”が刻まれていることに「有難いなー」と強く感じました。
どれも“人として当たり前のこと”。
でも「その当たり前を当たり前に続けることが一番難しい」と大田さんもおっしゃっていましたね。
講演の中で一番印象的だったのは、
稲盛さんがJALの再建時に語った「リーダーの育成」の話です。
「明るい職場をつくるのがリーダーの仕事」
リーダーが明るく前向きにいるからこそ、
仲間が希望を持てる。夢を描ける。
逆境のときほど、リーダーの言葉と姿勢が必要になる。
そして、
数字を学び、根性論ではなく根拠を持つ。
それが本当の強さだということ。
この話を聞いていて、自分の中でスッと降りてきた言葉が『みんなが自分のリーダー』ということ。すぐにメモをし、それが今回のブログ記事の題材になっています。
「リーダーって他人を引っ張る人だけのことじゃない」という気づき、僕たちは誰もが“自分自身のリーダー”にならないといけない。
上司や先輩がどうこうじゃなく、
自分の中にもう一人のリーダーを置く。
今の自分を客観的に見つめて、
「俺は今、正しいことをしてるか?」
「仲間を大切にできてるか?」
そう問いかけてくれる存在を、自分の中に持つこと。
それが、本当の意味で“心を磨く”ことなんじゃないかな?と感じました。
「上りは階段を使う」「玄関の靴は並べる」
これは僕が僕自身のリーダーと約束し、続けている当たり前に正しいことです。
「そんな簡単なことかよ!」と思われるかもですが、そんな簡単なことを無意識ではなく有意識で続けています。
たまに弱い自分がサボりそうになると”リーダーがギロッと見ている気がして”正しい方に向けてくれています。
僕もまだまだ学びの途中。
けれど、こうして講演を通じて
「正しく、かっこよく生きる」という軸を再確認できたのは大きな収穫でした。
リーダーは特別な人のことじゃない。
自分の中にリーダーを置いて、
その人に恥じない生き方をしていきたい。
そしてこれからも、商売を通して人を喜ばせ、仲間を大切にし、感謝の心を忘れずに。
そんな生き方を、これからも磨いていこうと思います。
経営方針外から見て気付く日本の価値、シチリア滞在記

NEW   2025年10月15日

外から見て気付く日本の価値、シチリア滞在記

おはようございます
シチリアまで行く移動距離を経験すると、もうどこにでも行けそうな気がしている魚屋のかぎやです。
さて、本日は
「外から見て気付く日本の価値、シチリア滞在記」という話を書こうと思います。
その前に、毎年大人気のイベント
「カツオの藁焼き実演販売」は
10月18日(土)に今年も開催します!!
 
天満市場正面玄関にて「藁焼き実演」と、その焼きたての「カツオ」を店頭にて販売します。
ただ、毎年人気の企画ゆえ当日は行列が予想されるために去年から「ファストパス」という並ばなくても買えるチケットを先行販売しています。
詳しい内容は最後の画像に貼り付けておきますので見てやってください。そして、もし興味があればチケットを購入して頂ければ嬉しいです。
当日は「淀川花火大会」です。
美しい花火と共に、最高に美味しいカツオの藁焼きでビールを飲めば完璧ですね。
ご連絡をお待ちしております。
ーーーーーーーーー
「日本人に生まれてきただけで勝ち組?」
今回の8泊10日のシチリアの旅は、公私共にお世話になっているシチリア料理屋「ニクッツァ」のシェフと、その弟子である「コロラート」のシェフとその相方。現地で合流した2名の女性と計6名での最高の旅でした。
「食べて」「飲んで」「移動して」と同じホテルには留まらず、毎日違う場所で沢山の景色と沢山の人と出会い(色々トラブルもありながら)改めてどこの国に行っても「人から貰えることばかりだな」と感じています。
シチリアでは、街を歩けば誰かと目が合い「チャオ!」と声をかけ合う。そんな雰囲気が凄く良くて。パレルモにある老舗サンドイッチ屋さんでは、注文を聞いてくれるだけではなく「見ていきないよ」と笑顔で厨房に入れてくれて作り方を教えてくれる。サント ステファノ ディ カマストラにある陶器屋さんでは、まさにいま陶器に絵を描いているおじさんが「この黒色が焼くと緑になるよ」と話してくれたりと。
料理人も職人も自分の仕事に誇りを持っていて笑顔で迎えてくれる。自分がいるこの場所が「観光地である」という自覚があるからなのか、外から来る人を自然に受け入れ、見せて、好きになってもらおうとする姿勢に、彼らの自信と積極性を強く感じました。
現地で働く日本人(バラバラの場所で4名)にも会う機会があり、沢山お話をさせていただのですが、その中で「日本人に生まれてきただけで勝ち組」という言葉が衝撃的で。綺麗な海とシチリア料理を目の前に、すぐにスマホにこの言葉をメモしました。
食べ物や技術的な物の質、清潔な町(特にトイレはどこの国に行っても感じる)、安全な治安、そして価格の安さ。どれを取っても日本は世界トップレベルのクオリティを誇っているのに、日本にいるとその当たり前の豊かさに気付けいないのだと。他国に出て、日本を外から見たときにはじめて「自分たちの国がどれほど恵まれているか」を知ることができるのだと思います。
『日本人であることがもう、世界的にはブランド価値がある』らしいですよ!
だからこそ、僕たちはもっと自分たちの国や仕事を好きになり、自信を持って生きていかなければいけないのだと、日本を離れて外から見ている日本人に教えていただきました。
日本人同士でも、海外から来る人たちにも、胸を張って「日本は素晴らしい。僕たちの仕事はかっこいい」と言えるように。
ただ、そこには一つ大きな課題が…
それは「言葉の壁」だと思っています。
(みんな聞ける?喋れる?)
僕のようなお喋りで、人と人との距離を近づけるのが得意な人間でも、海外に出ると英語が喋れない、聞けない。自分の思いを伝えきれないのは悔しいし、毎回めちゃくちゃもったいないと感じています。
やはり英語は勉強しないとか…
40代はそれを目標で動いてみることにしようかな。
ーーーーーーーーーー
魚屋としてのことも少し。
パレルモ、カターニャ、オルティージャ
と、三都市の市場を回りました。
「パレルモ」は観光客向け。黒門市場や錦市場のように食べ歩きや土産物も多く、所狭しと並んだお店はとっても賑やかで、そこで食べた「モツ煮込み」が絶品でしたねー!可愛いタイルのコースターや枝付きのオレガノ、ついついお土産を買い過ぎてしまいました。
「カターニャ」は魚屋がずらりと並び、カジキ、イカ、エビ、ムール、ヒメジ、などなど。地元飲食店や家庭の食卓を支えている本格的な魚市場でした。ただ、魚種は少なめでどこのお店も同じ種類のものを並べている印象でしたね。ちなみに魚と関係ないですが、チーズ屋さんはやたらと試食をさせてくれました。
「オルティージャ」は小規模ながら親しみやすい地元感。歌を歌う魚屋のおじさんがいたり、ドカ盛りで有名なパニーニ屋さんがあったり。魚屋さんが並べる魚種は豊富で魅力的。店の奥でおじさん2人がめちゃくちゃ小さいエビをひたすらに剥きまくっている姿が印象的でした。三つ回った市場の中では一番お客様との距離の近く、商売の楽しさを感じましたね。
海に囲まれたシチリア島は豊かな海産物に溢れていました。ただ、オルティージャで飲食店を経営されている日本人女性とお話をさせていただいた中で感じたことは「まだまだ日の目を見ていない魚種は沢山ある」そんな気がしました。
売れる魚と売れない魚。獲る魚と獲らない魚。それは食べ方をどれだけ知っているだと思います。魚を美味しく食べるための知識と技術を「ジャパニーズクオリティ」で見せることができれば、もっとシチリアの魚文化の可能性を引き上げることはできるのかもしれないなーと感じました。
世界に求められる日本人の知識と技術。
魚屋としてできること。
これからも日本だけに留まらず、色々な場所へ行き、見て、聞いて、受け止めて、言葉にして、自分を広く大きくしていけたらなと改めて思ったシチリア旅でした。
さて、もうあっという間に年末です!
ここから忙しさはピークになっていきます。
日本のカッコいいお魚屋さんとして、連休明けからも頑張ってお魚を販売していきます。
ちなみに、
シチリアで食べたナンバーワン料理は
トラパニで食べた「魚介スープのクスクス」でした。ホンマに絶品!また食べたーい!!
経営方針配るだけでは届かない!”お願い”じゃなくて”物語”なのかもしれない

NEW   2025年11月2日

配るだけでは届かない!”お願い”じゃなくて”物語”なのかもしれない

おはようございます
弟の結婚式を前に、泣きに行く準備はしっかりできている魚屋のかぎやです。
さて、本日は
「配るだけでは届かない!“お願い”じゃなくて“物語”なのかもしれない」という話を書こうと思います。
その前に、今月のイベント
11月20日(木)〜22日(土)の3日間開催
『天満市場 大感謝祭』の紹介を少し。
   
開催期間中、各店が日頃の感謝を込めて特売商品を用意します。僕たちお魚屋さんかぎやは『人気干物20%OFF』で喜んで頂けたらと思っています。
店内真ん中にある冷凍平台冷蔵庫の中に入っている商品全品をレジにて20%OFFにする激安特売となっております!
干物の種類は当日店舗にて発表になります。
ただし、「割引対象は10点まで」「その内500円以上の商品は3点以内」とさせてください!
沢山の方にかぎやのおすすめする美味しい干物を食べてもらえたら嬉しいです。
大人気『紀州備長炭干物』や『天草大王(鶏肉)』も割引対象ですよー
ーーーーーーーーーー
口コミ、評価で検索される時代。
Googleレビューの大切さは誰もがわかっているし、自分自身もそれを見て”何かしらを天秤にかけて”選んでいます。
今回はwebチームの会議で議題に上がった「Googleレビューを“チームの目標”にする」を、どうすればかぎやメンバーたちに「それが本当に必要なこと」と思ってもらえるかを話し合いました。
僕が感じたGoogleレビューの大切さの一つに、ベトナムで出会った、小さな家族経営のコーヒー屋さんの体験がありました。
ホイアンという川沿いの町で、「美味しいベトナムコーヒーが飲みたいな」と思い、いつものようにチャッピー(ChatGPT)におすすめを聞きました。
出てきたお店の中で、口コミ評価の高かった小さなカフェを選び行くと、お母さんと小学生くらいの息子さんが笑顔で迎えてくれる家族経営のお店。川沿いに小さなテーブルとイスを並べただけの、素朴で優しい空間でした。
風に揺れるココナッツボートを眺めながら、
甘くて濃厚なベトナムコーヒーを飲む時間は最高でしたねー
そして帰り際、お会計のときにお母さんが笑顔で「Please Google Review」と言ってきたことに驚きました!
こんな家族経営のローカルなお店でも、きちんと”口コミの力を理解している”。目の前のお客様に満足してもらって終わりではなく「次のお客様につなげる仕掛け」をちゃんとやっている。その姿に心動かされましたね。
実は、かぎやでも以前にGoogleレビューお願いカードを作り、イベントのたびにレジでお客様へお配りしていたことがあります。
ただ、結果としてはレビューの数は思うように増えませんでした。
今になって思うのは、“レビューをお願いする方法”よりも、“レビューをお願いする意味”が足りていなかったということ。
「なぜレビューを増やしたいのか」
「その先にどんな未来をつくりたいのか」
ストーリーがないまま配っても、お客様の心には届かない。“配るだけ”では広がらないのは、気持ちの熱量が伝わらなかったからかもしれません。
僕たち”お魚屋さんかぎや”が「自信を持って仕入れ、丁寧に仕立てたお魚達をもっとたくさんの人に届けたい」という純粋な想いや、会社として売上や利益も大切だけど、それ以上に「お魚をもっと近くに!楽しく美味しい日本の魚文化を育てたい」という思いを明確にし、協力応援してくれるお客様のレビューを集めていくことが大切なのかなと思ています。
口コミって、今やどの商売にも欠かせない“紹介の形”になっています。それはただ評価を集めるためのものではなく、目の前のお客様の先にいる、まだ見ぬお客様へのアプローチ。ベトナムで感じたのは「ローカルでも、生き残る店は“声”をしっかり残している」ということです。
お客様の声が“新しい出会い”を生み出してく装置がレビューなんでしょうねー
ただ「Googleレビューをお願いする」という行動は、意外とハードルが高い…「書いてもらえないかも…」と思うと、つい遠慮してしまいます。
でも大事なのは、“なぜお願いするのか”のストーリー。ぼくたちは数字を集めたいだけではなく、“魚屋の良さをもっと伝えたい”という想いを共有しているチームにならないとですね。
みんなで目標を立てて、意味を共有して、お客様にも「応援したい」と思ってもらえるように。とりあえずは『関西で一番人気で一番想いの伝わる魚屋』を目指して!

 

イベントについて過去いちの運営・満足度!”第8回鰹の藁焼き実演販売”は、こうして成功した!

NEW   2025年10月27日

過去いちの運営・満足度!”第8回鰹の藁焼き実演販売”は、こうして成功した!

おはようございます
日曜日の朝は早起きして本を読んだり、文章を書いたりする。最近はこのルーティンでやっている魚屋のかぎやです。
(家族が起きてくるまでがリミット)
さて、本日は
「過去いちの運営・満足度!”第8回 鰹の藁焼き実演販売”は、こうして成功した!」という話を書こうと思います。
その前に、
最近あったとても嬉しかった話を少しさせてください。
先日、かんさい情報ネットten.の企画で「オオモンハタを捌きたい」という男の子がかぎやに来て、メンバーの内間くんとカメラの前で、二人羽織状態で刺身にするまで頑張ってくれました。
その後、その子がめちゃくちゃ嬉しい色紙を持って来てくれたんです!
「未来のさかなや」て最高ですやん!
「魚屋になりたい」と思ってくれている子どもがいてくれていることに感激!彼らが将来楽しく働ける場所を、ぼくたちは作っていかないといけないなと思いましたね。魚に興味を持ってくれている子どもたちがもっと増えるように!魚屋にできること一所懸命やっていきます。
ーーーーーーーーー
今年も“藁の香り”で天満中を満たした日。
【第8回「カツオの藁焼き」実演販売】が無事に終了しました。
ありがとうございました!
年に一度の看板イベント、結論から言うと
『過去いちの運営、過去いちの満足度』
チーム全員でつくった“完璧に近い一日”でした。
藁焼き当日までの仕掛けとして、昨年から導入したファストパスチケット(並ばずに買える事前チケット)を今年も実施。
引き換え時間を分けた3枠に各15本、計45本が当日前に完売。
これで「何時に来れば確実に買える」が明快になり、当日の行列負荷を大幅に軽減できました。
さらに、藁焼きを実演している正面玄関前に整列レーンと誘導スタッフを配置し、地下の店舗へは3〜5名ずつ流し込み“入場制限する”ことで、店内の混雑を常に最適化できました。
結果、通常の土曜営業のお客様の買い回りを守りつつ、藁焼きのお客様にもストレスなく楽しんでいただけたと思います。
「過去の失敗が大きく成長させてくれました。」
2年前、第6回のときは早い時間から大行列ができ、周辺店舗にもご迷惑をおかけしました。その反省から、「行列の設計」×「事前販売」×「当日の誘導」をセットで磨き上げ、今年は見事にハマりましたね!素晴らしい。
そして何より、
8回積み上げた「経験値」がチームの自信になっていると感じました。
水場では「どの時間までにカツオを何本捌くか」をタイムテーブル化し、各場所に誰を配置するかを事前にシミュレーションすることで、イベントだけではなく当日に前売りするお魚もしっかり確保できていました。
売場では、対面販売の温度を落とさず、いつものお客様との会話もきっちりできていました。正面玄関での焼き場・行列整列・受け渡しの動線が無駄なく連動していて、いつもの土曜日+藁焼きイベントの売上と来客数を上げることができました。
今年も最高に美味しい”鰹の藁焼き”を焼いてくれた大阪中央市場「利州株式会社」のメンバー3名には本当に感謝しています。ありがとうございました。
夜中からの本業を終えたのち、約3時間立ちっぱなしで焼き切ってくれました。
「香り」「色」「火の通し」どれも一級品。当日の淀川花火とセットで楽しんだ方、最高の夜でしたよね。
(雨は凄かったけど…)
その仲卸が週明けの仕入れ先で、とても嬉しいことを言ってくれました。
「チームワークが素晴らしい!誰ひとり違う方向を向いてない。全員が“成功”に一直線。 かぎやメンバー全員が輝いてた」と
改めて、
『過去いちの運営、過去いちの満足度』と言えると思うのですが、反省点も一つ。
それは”お客様への日程の周知不足”です。
例年このイベントは10月最終土曜でしたが、今年は1週前倒し。理由は、天満周辺の小学校の運動会と丸かぶりだったためです。
(わかっているだけで3校が被ってた…)
このイベントは「子ども達の藁焼き体験」もセットで考えていて。できるだけ多くの家族に来てほしいし、カツオの藁焼きにチャレンジしてもらいたい。その思いで日程を調整しました。
SNSや店頭での告知は行いましたが、「当日だと知らず買い逃した」という友達や常連様が数名いました。これは”痛い取りこぼし”。次は「確実に届く告知」をしっかり設計していかないといけません。
⚫︎事前登録制のリマインド配信
⚫︎常連様向けDMや店頭チラシの段階配布
⚫︎ファストパスの早期告知カレンダー
など、“確実に届く告知”の仕組みを考えてみます。
かぎやのイベントは「最高のエンターテイメント」であり「日常の延長」にあってほしいと思っています。
藁焼きは非日常の体験。でも目的は”日常の食卓をお魚で豊かにすること”です。
「かぎやの鰹の藁焼きを食べてから、お魚が好きになりました!」的なね。
だからこそ、イベントの熱量は継続しつつ、通常営業のクオリティをもっともっと磨いていきますよ!子供たちに憧れてもらえるような”カッコいい魚屋さん”になれるように。
最後に、
来年の第9回は、何もなければR8.10/24(土曜日)だと思います。スケジュールに「かぎや藁焼き」と書き込みをよろしくお願いします!
大畠のお料理イカ墨とスルメイカのスパゲッティ

NEW   2025年10月26日

イカ墨とスルメイカのスパゲッティ

経営方針稲盛イズムから学んだ”心を磨く商売

NEW   2025年10月19日

稲盛イズムから学んだ”心を磨く商売

おはようございます
嫁が作る家飯が美味しくて、毎晩ワインや日本酒を飲み過ぎてしまう魚屋のかぎやです。
(食後のピスタチオとマルサラワインも最高)
さて、本日は
「稲盛イズムから学んだ“心を磨く商売”」という話を書こうと思います。
(今回もちょいと長めです)
その前に、
今年の「鰹の藁焼き実演販売」も無事に大成功に終わりました。
協力していただい仲卸さんたち。
夜中からお仕事されているにもかかわらず、そのままかぎやに来てドラム缶の前で、大きな声で楽しくお客様を盛り上げながらカツオを藁焼きしてくださいました。
本当に感謝での気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
今回で8回目となる人気イベント。
毎年何かしらの改善を繰り返し、メンバーみんなで磨き上げた甲斐もあって『今回は今までで一番完璧!』だったのではないでしょうか!!
メンバーのみんなもご苦労様でした。
美味しい鰹の藁焼きと花火は最高でしたね!
来年もまた開催できるように。
頑張ってお魚屋さんを続けていきます。
ーーーーーーーーー
「自分の中にもう一人のリーダーを持つ」
先日、京セラ創業者・稲盛和夫さんの側近として約30年間勤められた”大田嘉仁さんの講演会”に参加してきました。
「平成の経営の神様」と呼ばれる稲盛さんの教えを、間近で学ばれていた方の話を聞けるというのは、とても貴重な機会。
200人キャパの会場はほぼ満席!
若者から年配の方まで幅広い世代が学びに来ていました。
(多分金髪は僕だけやったな…)
早速、講演会の内容ですが、
大田さんがおっしゃっていた「稲盛さんが大切にしていたこと」は『経営の根本は“人間を磨くこと”にある』ということでした。
良い心を持てば良い結果が出る。
人のために尽くすことで、自分も幸せになれる。
感謝の気持ちを忘れず、謙虚に日々を生きることが、やがて大きな器を育てていく。
そして、どんな逆境にあっても捉え方一つで未来は変わる。
「仕事を通じて人間をつくる」
そんな稲盛哲学を学ばせてもらいました。
そんな学びの最中、自分の中にひしひしと感じていたことがありまして。それは「この考え方の多くは、すでに自分の中にある」ということでした。
話を聞きながら思い出したのは”親の教え”で、子どもの頃から聞き慣れたフレーズばかり。
うちの家庭は父方・母方それぞれ宗教の教えを持っていて、特に母方は教会をやってるほどの規模感でして、子どもの頃から「感謝」「誠実」「他人を思いやること」は当たり前のことを、「物事の捉え方」を”神様の教え”として自然に与えられてきました。
(若い頃はフワッと聞いてただけやったけどね)
大田さんの話を聞きながら、
「これは親が受け継いでくれた心やなー」と、すでに自分自身の軸となるところに”教え”が刻まれていることに「有難いなー」と強く感じました。
どれも“人として当たり前のこと”。
でも「その当たり前を当たり前に続けることが一番難しい」と大田さんもおっしゃっていましたね。
講演の中で一番印象的だったのは、
稲盛さんがJALの再建時に語った「リーダーの育成」の話です。
「明るい職場をつくるのがリーダーの仕事」
リーダーが明るく前向きにいるからこそ、
仲間が希望を持てる。夢を描ける。
逆境のときほど、リーダーの言葉と姿勢が必要になる。
そして、
数字を学び、根性論ではなく根拠を持つ。
それが本当の強さだということ。
この話を聞いていて、自分の中でスッと降りてきた言葉が『みんなが自分のリーダー』ということ。すぐにメモをし、それが今回のブログ記事の題材になっています。
「リーダーって他人を引っ張る人だけのことじゃない」という気づき、僕たちは誰もが“自分自身のリーダー”にならないといけない。
上司や先輩がどうこうじゃなく、
自分の中にもう一人のリーダーを置く。
今の自分を客観的に見つめて、
「俺は今、正しいことをしてるか?」
「仲間を大切にできてるか?」
そう問いかけてくれる存在を、自分の中に持つこと。
それが、本当の意味で“心を磨く”ことなんじゃないかな?と感じました。
「上りは階段を使う」「玄関の靴は並べる」
これは僕が僕自身のリーダーと約束し、続けている当たり前に正しいことです。
「そんな簡単なことかよ!」と思われるかもですが、そんな簡単なことを無意識ではなく有意識で続けています。
たまに弱い自分がサボりそうになると”リーダーがギロッと見ている気がして”正しい方に向けてくれています。
僕もまだまだ学びの途中。
けれど、こうして講演を通じて
「正しく、かっこよく生きる」という軸を再確認できたのは大きな収穫でした。
リーダーは特別な人のことじゃない。
自分の中にリーダーを置いて、
その人に恥じない生き方をしていきたい。
そしてこれからも、商売を通して人を喜ばせ、仲間を大切にし、感謝の心を忘れずに。
そんな生き方を、これからも磨いていこうと思います。
経営方針外から見て気付く日本の価値、シチリア滞在記

NEW   2025年10月15日

外から見て気付く日本の価値、シチリア滞在記

おはようございます
シチリアまで行く移動距離を経験すると、もうどこにでも行けそうな気がしている魚屋のかぎやです。
さて、本日は
「外から見て気付く日本の価値、シチリア滞在記」という話を書こうと思います。
その前に、毎年大人気のイベント
「カツオの藁焼き実演販売」は
10月18日(土)に今年も開催します!!
 
天満市場正面玄関にて「藁焼き実演」と、その焼きたての「カツオ」を店頭にて販売します。
ただ、毎年人気の企画ゆえ当日は行列が予想されるために去年から「ファストパス」という並ばなくても買えるチケットを先行販売しています。
詳しい内容は最後の画像に貼り付けておきますので見てやってください。そして、もし興味があればチケットを購入して頂ければ嬉しいです。
当日は「淀川花火大会」です。
美しい花火と共に、最高に美味しいカツオの藁焼きでビールを飲めば完璧ですね。
ご連絡をお待ちしております。
ーーーーーーーーー
「日本人に生まれてきただけで勝ち組?」
今回の8泊10日のシチリアの旅は、公私共にお世話になっているシチリア料理屋「ニクッツァ」のシェフと、その弟子である「コロラート」のシェフとその相方。現地で合流した2名の女性と計6名での最高の旅でした。
「食べて」「飲んで」「移動して」と同じホテルには留まらず、毎日違う場所で沢山の景色と沢山の人と出会い(色々トラブルもありながら)改めてどこの国に行っても「人から貰えることばかりだな」と感じています。
シチリアでは、街を歩けば誰かと目が合い「チャオ!」と声をかけ合う。そんな雰囲気が凄く良くて。パレルモにある老舗サンドイッチ屋さんでは、注文を聞いてくれるだけではなく「見ていきないよ」と笑顔で厨房に入れてくれて作り方を教えてくれる。サント ステファノ ディ カマストラにある陶器屋さんでは、まさにいま陶器に絵を描いているおじさんが「この黒色が焼くと緑になるよ」と話してくれたりと。
料理人も職人も自分の仕事に誇りを持っていて笑顔で迎えてくれる。自分がいるこの場所が「観光地である」という自覚があるからなのか、外から来る人を自然に受け入れ、見せて、好きになってもらおうとする姿勢に、彼らの自信と積極性を強く感じました。
現地で働く日本人(バラバラの場所で4名)にも会う機会があり、沢山お話をさせていただのですが、その中で「日本人に生まれてきただけで勝ち組」という言葉が衝撃的で。綺麗な海とシチリア料理を目の前に、すぐにスマホにこの言葉をメモしました。
食べ物や技術的な物の質、清潔な町(特にトイレはどこの国に行っても感じる)、安全な治安、そして価格の安さ。どれを取っても日本は世界トップレベルのクオリティを誇っているのに、日本にいるとその当たり前の豊かさに気付けいないのだと。他国に出て、日本を外から見たときにはじめて「自分たちの国がどれほど恵まれているか」を知ることができるのだと思います。
『日本人であることがもう、世界的にはブランド価値がある』らしいですよ!
だからこそ、僕たちはもっと自分たちの国や仕事を好きになり、自信を持って生きていかなければいけないのだと、日本を離れて外から見ている日本人に教えていただきました。
日本人同士でも、海外から来る人たちにも、胸を張って「日本は素晴らしい。僕たちの仕事はかっこいい」と言えるように。
ただ、そこには一つ大きな課題が…
それは「言葉の壁」だと思っています。
(みんな聞ける?喋れる?)
僕のようなお喋りで、人と人との距離を近づけるのが得意な人間でも、海外に出ると英語が喋れない、聞けない。自分の思いを伝えきれないのは悔しいし、毎回めちゃくちゃもったいないと感じています。
やはり英語は勉強しないとか…
40代はそれを目標で動いてみることにしようかな。
ーーーーーーーーーー
魚屋としてのことも少し。
パレルモ、カターニャ、オルティージャ
と、三都市の市場を回りました。
「パレルモ」は観光客向け。黒門市場や錦市場のように食べ歩きや土産物も多く、所狭しと並んだお店はとっても賑やかで、そこで食べた「モツ煮込み」が絶品でしたねー!可愛いタイルのコースターや枝付きのオレガノ、ついついお土産を買い過ぎてしまいました。
「カターニャ」は魚屋がずらりと並び、カジキ、イカ、エビ、ムール、ヒメジ、などなど。地元飲食店や家庭の食卓を支えている本格的な魚市場でした。ただ、魚種は少なめでどこのお店も同じ種類のものを並べている印象でしたね。ちなみに魚と関係ないですが、チーズ屋さんはやたらと試食をさせてくれました。
「オルティージャ」は小規模ながら親しみやすい地元感。歌を歌う魚屋のおじさんがいたり、ドカ盛りで有名なパニーニ屋さんがあったり。魚屋さんが並べる魚種は豊富で魅力的。店の奥でおじさん2人がめちゃくちゃ小さいエビをひたすらに剥きまくっている姿が印象的でした。三つ回った市場の中では一番お客様との距離の近く、商売の楽しさを感じましたね。
海に囲まれたシチリア島は豊かな海産物に溢れていました。ただ、オルティージャで飲食店を経営されている日本人女性とお話をさせていただいた中で感じたことは「まだまだ日の目を見ていない魚種は沢山ある」そんな気がしました。
売れる魚と売れない魚。獲る魚と獲らない魚。それは食べ方をどれだけ知っているだと思います。魚を美味しく食べるための知識と技術を「ジャパニーズクオリティ」で見せることができれば、もっとシチリアの魚文化の可能性を引き上げることはできるのかもしれないなーと感じました。
世界に求められる日本人の知識と技術。
魚屋としてできること。
これからも日本だけに留まらず、色々な場所へ行き、見て、聞いて、受け止めて、言葉にして、自分を広く大きくしていけたらなと改めて思ったシチリア旅でした。
さて、もうあっという間に年末です!
ここから忙しさはピークになっていきます。
日本のカッコいいお魚屋さんとして、連休明けからも頑張ってお魚を販売していきます。
ちなみに、
シチリアで食べたナンバーワン料理は
トラパニで食べた「魚介スープのクスクス」でした。ホンマに絶品!また食べたーい!!

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